補習校での勉強は、欧米の大学進学に役立ちます!!!
本校での勉強、特に中学部での勉強は、日本の高校や大学進学だけではなく、欧米の大学進学に大変役立つことをご存知でしょうか?AP Japaneseの試験が有効なツールであることをご紹介しておりますが、インターナショナルバカロレア(IB)という教育プログラムの習得資格も有効なツールであることをご紹介させていただきます。
インターナショナルバカロレア(IB)について
インターナショナルバカロレア(IB)という教育プログラムをご存じでしょうか?1968年にスイスのジュネーブに本部を置くInternational Baccalaureate Organization(IBO) =国際バカロレア機構が設立されました。国際的に認められる大学入学資格を与え、大学進学へのルートを確保するとともに、学生の柔軟な知性の育成と国際理解教育を促進に資することを目的として発足されました。 2007年には、その名称はIBにロゴが変更されており、認定校に対する共通カリキュラムの作成や国際バカロレア試験の実施及び国際バカロレア資格の授与などを行っています。
インターナショナルバカロレア(IB)プログラムについて
国際バカロレアには、3歳から19歳の子どもの年齢に応じて3つの教育プログラムがあります。
(1) Primary Years Programme(PYP)=初等教育プログラム(3歳~12歳)
(2) Middle Years Programme(MYP)=中等教育プログラム(11歳~16歳)
(3) Diploma Programme(DP)=ディプロマ資格プログラム(16歳~19歳)
IB Diploma (DP)と大学進学について
さて、何故このプログラムをご紹介させていただいているかですが、PYP、MYP、DPの共通点の一つにLanguage B(第2外国語)があり、ハワイ州でWorld Schoolに認可されている学校にて日本語を選択することができます。例えば、カイザー高校では、中国語か日本語のどちらかを選択することができます。
本校にて国語や日本文化を学ぶ子どもたちが、その能力を発揮できるとても有利なプログラムです。DPの課程を修了し、ディプロマ資格取得の統一試験に合格することで、国際バカロレア資格を取得することができます。国際バカロレア資格は国際的に認められている大学入学資格 でAP Japaneseと同様に大学入学に有利になることになります。
日本においても、昭和54年に「スイス民法典に基づく財団法人である国際バカロレア事務局が授与する国際バカロレア資格を有する者で18歳に達したもの」については、大学入学に関し高等学校を卒業したものと同等以上の学力があると認められる者として指定されています。
本校にて中学まで進学し勉強しながら、現地の認可校にてバカロレア教育プログラムにて勉強することが、将来、欧米の大学進学の際にとても有利になるわけです。
ハワイ州のWorld School認可校
ハワイ州でWorld Schoolに認可されている学校(2013年現在)
Henry J. Kaiser High School (MYP, DP)
Iroquois Point Elementary School (PYP)
James Campbell High School (DP)
Le Jardin Academy (PYP, MYP, DP)
Mid-Pacific Institute (DP)
Niu Valley Middle School (MYP)
ハワイ州でIB World Schoolに認可を受ける過程の学校(2013年現在)
Hahaione Elementary School (PYP) =Candidate School
Aina Haina Elementary School (PYP) = Consideration Phase
学校がIP World School に認可されるには3~4年を要するようで、Consideration Phase を通過するとCandidate Schools として登録され、その後IB World Schoolに認可されるまでには、お金と労力がかかるようです。