小6の社会科見学は、プランテーションビレッジ、戦艦ミズーリ記念館、太平洋航空博物館を巡ります。
事前授業で、日系人がハワイに移民した歴史について、第二次世界大戦の終結となった降伏文書調印式について、また、日本が戦時中に行った神風特攻隊について学んだ子どもたち。
社会科見学では、それらについて更に詳しく学べ、その歴史の舞台に行けることを楽しみにしていました。
当日は天候にも恵まれ、楽しく真面目に、ガイドさんのお話に耳を傾け、メモをとっていた子どもたちの姿が印象的でした。
日系人たちが苦しく、くやしい思いをしながらも必死で生き抜いてきたこと、戦争の時代が実際にあり、その戦争の中で失われたたくさんの命があったという事実。
初めて知る史実がいっぱいあり、一人一人が心に感じることがあったようでした。
戦艦ミズーリ記念館で、戦時中に神風特攻機が衝突した跡を見て、
「命をかけて戦ったのに、たったこれだけ?だって、命をかけたんだよ。本当にこれだけ?」と声をあげた6年生。
歴史を学ぶことで、今の自分の周りに当たり前にある平和な毎日の尊さに、気づくことができた社会科見学でした。